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小学館アカデミー りょくえんとし保育園の育児講座
起こりやすい子どもの不慮の事故の原因
親がその知識を得、子どもの周りの環境に注意を

子どもの事故について語る稲坂恵さん  
子どもの事故について語る稲坂恵さん
 
 小学館アカデミーりょくえんとし保育園の育児講座「子どもの命を奪う事故とその予防について」が9月26日(土) 同園で日本セーフティプロモーション学会理事で理学療法士の稲坂恵さんにより行われた。

 子どもの死亡原因のトップは「不慮の事故」であるだけでなく、子どもの健全育成を妨げる最大の要因。一瞬で子どもの命を奪う事故を学び、その予防について一緒に考えてみようと、当保育園では今年度の保育所地域子育て支援事業の一つとして企画されたもの。未就学児とその保護者を対象に開かれ、13組の親子が参加した。土曜日ということもあり、パパも一緒に参加していた。

 子どもの特性である〝子どもの興味は無限”ということから、①なんでも口に入れる(窒息・誤飲)、②何にでも触る(火傷)、③走るのが大好き(転倒)、④高いところが大好き(転落)、④水が大好き(溺れ)、大人のまねをする(誤飲)といったことから事故が起こっている、として原因別の乳幼児事故死数のデータを示す。 季節や子どもの成長段階に応じ、いつ、どのような原因で、どのような事故が起こりやすいのかを、まず親が知ること。そして子どもの周りの環境に注意してほしい、という。

. 窒息、溺れ、転倒など致命的事態となった具体例を示し、何故そうなるのか、対処法・注意点などを紹介。窒息時の対処法では、乳児、小児では背部叩打法のやり方を。アメリカでは10歳以上の子は誰でもが、腹部突き上げ法も含め知っていなければならないことになっており、訓練も行っている。
   子どもの運動能力の発達状況を確認
   子どもの運動能力の発達状況を確認

 浮袋はおもちゃであって、救命具ではない。家庭内風呂での事例が多い。溺れは、瞬時に、音もせずに起こってしまい、気付きが遅くなってしまう。川・湖・海では、必ずライフジャケット着用を。
 
 子どもの骨折発生率は年々増加している、としてグラフを示す。それは本来成長とともに備わっていく「体を守る反射・反応」が備わっていないことによるもので、ぜひ子どもに体を動かす遊び、運動をさせてやってほしい、と語る。脳が発達すると備わる反応。例えば、倒れそうになると、手が出ます。不十分だと、歯や顔・頭を打ち付けることになってしまう。試しにとして、幼児を抱いて、床に近づけてみると、その子は自然と手が出た。この子は正常に発達していますね、と語り、皆から安どと拍手が。