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地区社協全体研修
地域で取組む助け合い活動
事例発表と小地域活動の求められている現状報告

大貫泉区社協会長の挨拶
   大貫芳夫泉区社協会長の挨拶
 「地域で取り組む助け合い活動」というタイトルで、泉区社会福祉協議会は、地区社協全体研修会を1月25日(月)泉ふれあいホームで開催した。参加したのは、泉区12地区からの各地区社協役員と区社協、区役所職員など。

 2地区の「助け合い活動」の事例発表に続き、横浜市社協の地域福祉課長仲丸等氏による「身近な地域の助け合い活動」と題した講演が行われた。
 仲丸氏は、2地区発表に対し、まさにこれからの講演の内容そのままが行われていることに感心していおり、ぜひ今後ともその継続を、と語っていた。
 
 地域の福祉課題解決のための組織である地区社協の出発点は、地域の福祉課題に自覚的、自主的に取組もうという意識だ。地域住民が抱えている問題・悩みを互いに協力し合って解決する運営主体でもあり、地区社協の充実が地域福祉の充実につながることになる。
  横浜市社協の仲丸等さんの講演  
 横浜市社協の仲丸等さんの講演  

 現在、既存の社会福祉制度では対応できない福祉課題、生活課題が噴出している。貧困、虐待、孤独死、ホームレス、子育て放棄、ごみ屋敷など。それらに対応できるのは小地域を基盤に行われる福祉活動で、個人・組織の意思が互いに伝えられる範囲、近隣グループ、町内会、サロンなどがそれにあたる。

 近隣域で個を支える活動は地区社協として行っていくことは難しい。したがって、地区社協に求められることは、①協議体としての場、➁地区内個別支援活動の支援、③地域内のボランティアセンター機能、④地域内啓発活動・担い手養成、⑤地域福祉保健計画の推進などだ。


 身近な地域の課題解決の基本は、個別に見守りの体制を組むこと。それには生活支援サポーターとボランティアセンターに加え、気づきの視点を持つスタッフの養成と気づきの場(サロン、会食会など)を持つこと。そして地域内の風土づくりだ。以上のことから、地区社協への期待として、①地域課題検討の場、②担い手発掘、③啓発活動、④地域での福祉活動の推進主体、⑤計画的な地区活動の推進、⑥活動の見える化、⑦住民の視点で伝えていくこと、などだ、と中丸氏は語る。
   
中川地区の発表(当地区社協の 熊耳式雄さん)


 中川地区は ‟「ライフサポート隊活動」をスタート”と題し、当活動のきっかけ、活動内容などが発表された。当地区の人口、世帯数とも減少へ、年齢構成は65歳以上は上昇し生産年齢層は大幅減となっており、今後もその傾向が続き一層の高齢化が進む。そういった背景を基に第2期地域福祉保健計画も「ご近所で助け合えるまちを目指して」、様々な施策が組まれている。

 当計画も「ライフサポート隊」をメインテーマとしている。平成26年5月から検討が始められ、昨年3月にその活動内容が決定、同6月から活動開始。同地区在住の高齢者、障がい者を対象に、対象者からの依頼を受付け(コーディネート)、ボランティアが作業するという仕組み。室内清掃、粗大ごみ搬出、庭の草取りといった内容で、それぞれ一定の利用料金となっている。現在ボランティア登録は36名で、昨年7月から年末までの実績は30件であった。
 「慌てず、焦らず、じっくりと継続していき隊」」「依頼に対し、むやみに断らず、お手伝いする心がけ隊」「地域の相談相手になり隊」などが、これからの進め方だ、としていた。

 しらゆり地区の発表(当地区社協会長早乙女賢一さん)  
しらゆり地区の発表(当地区社協会長早乙女賢一さん) 
 しらゆり地区は高齢者支援への取組みとしての「しらゆり助っ人隊(SST)」について。当地区は、昭和30年代の高度成長期に開発され、サラリーマン世帯中心の住宅街。坂道・小道多く木造密集地域。商店少なく、高齢化率は30%超。

 高齢者支援の要望が高まり、先進地区の講演会参加で徐々に必要性認識、「とにかくスタートし、歩きながら考えよう」で平成27年3月検討開始、同年12月に活動開始。実務組織としてはコーディネーター長、地区コーディネーター長(自治会町内会各1名)、助っ人(ボランティア67名)の構成。自治会町内会加入の70歳以上の高齢者世帯を支援対象とし、室外(樹木枝霧など)、室内(窓拭きなど)の作業。12月の実績は8件。今年度の実績により、今後の改善につなげていきたい、としていた。 
  最後は、グループ別に意見交換に 
   最後は、グループ別に意見交換に