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第63回 神奈川県社会福祉大会
高齢社会と、どう向き合うか
第2部は功労者表彰

 樋口氏の講演で  
 樋口氏の講演で  
 第63回神奈川県社会福祉大会が、10月16日(木)神奈川県立音楽堂で盛大に開催された。第1部は、「高齢社会と、どう向き合うか〜21世紀のファミレス(ファミリーレス)時代”を見据えて」というテーマで女性問題・高齢化問題評論家で東京家政大学名誉教授の樋口恵子氏の講演が行われた。

 高齢社会対策対応が閣議決定されている。単身高齢世帯の増加や不安定な雇用情勢を背景に「生活困窮者」「社会的孤立者」といった深刻な生活課題が顕著だ。人生50年から今や90年社会となり、「支えられる人」から「支える人」と期待されている。医療・年金・介護といった世界的にも優れた保険制度もあり、いまや高齢者が8人に1人という状態。

 家族介護の負担減を目的にスタートした介護制度。それは介護は家族が、特に嫁がという時代の状況から生まれたが、3.65という高い出生率が、昭和30年から40年には2.00、いまやそれを大きく下回っている。その背景には、小家族化のほか、婚姻率低下(出産減に)、また妊娠後退職の率が福祉など社会環境から60%にも及んでいることにつながっている。2人目、3人目を出産しようと思われる社会にすることが大切。しかし年数がかかること。また、主たる介護者は男性が30%を超える現状。欠縁化、ヤングママ・ケアー、ファミリーレス社会となっている。 
  第2部の表彰式で
   第2部の表彰式で


 高齢社会をみると、長野県は平均寿命は全国1位、その背景には高齢者の社会参加率も全国1位だ。高齢者が、外に出る、外で出会える、そういったことができる居場所や出番のある社会にすることが重要だ。出生率も高齢者問題も、今日参加の皆さんに期待することが大きい、としていた。

 第2部は、永年にわたり社会福祉の発展に功績を残してきた社会福祉活動の方々を称えるとともに、その活動と経験が継承され、今後さらに「共に生き、支え合う社会づくり」が推進されることを期して、表彰式となった。

 この大会は、神奈川県社会福祉居議会、神奈川県共同募金会、神奈川県の主催で行われた。