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いちょう団地と泉区の中の外国を紹介
泉図書館  スポットライトいずみ講演会

  講師の早川秀樹さん
  講師の早川秀樹さん
    団地住民の4分の1が外国籍ということで、マスコミによく取り上げられます。共生の課題は、日本人・外国人に共通しています。活動を始めて20年、「多文化まちづくり工房」代表の早川秀樹さんが、12月7日(日)泉図書館で興味深く語ってくれました。

  ともすれば一方的に取り上げられる外国籍住民の「ごみ」「騒音」をはじめとする生活上の諸問題。早川さんは、「いろんな面で徐々に解決されてきています」と語る。むしろ 高齢化のしわ寄せが、外国籍の若い人たちに頼らざるを得なくなってきているのでは・・とも。理解してもらうことと、理解する努力も必要ですねと指摘します。

  外国籍の家庭は家族が多く5~7人も同居。ここでも日本人家庭とのギャップが目立ちます。特に泉区(いちょう団地)に多いベトナム人。来日して15年の女性が、小学生の母親となって生活しています。子供は日本語で生活、両親はここで苦労します。しかし子供も日本語の習得は大変です。同じレベルというわけにはいきません。母語と母国語の違い。経験したことがない私たちには、すっきり理解ができません。しかしこれからは、この子供たちが担い手となってゆくのです。
「いちょう団地」の紹介  
 「いちょう団地」の紹介  

   両親(特に母親)が日本語の勉強に前向きになってきました。ですが、しゃべることと理解とは別問題です。早川さんは「子供たちは純粋で、"昭和の時代の子ども"のようですと、巧みな例えで説明しました。景気が良いと日本語教室に生徒は欠席がち(仕事があります)、悪いと生徒は沢山来ます。教室に溢れて困ったこともあります。今はちょっと少な目、寒さも東南アジアの人にはつらいかもしれませんが・・・とのエピソードも。

  スライドを使い、「こどもとコミュニケーション」「こどもと育ち(進路相談など)」「生活相談(年間1500件以上)」「スポーツ交流」「団地のふるさと化」「防災・防犯」「食と音楽」などの様子を説明。表面では知りえない情報を提供してくれました。
  参考図書も陳列されていました
   参考図書も陳列されていました

  参加者からは、宗教上の問題は? 自治会活動への参加は? ボランティアで参加したい時は?・・・などの質問があり、「日本人の理解努力も必要ではと思います」と回答。「どんどん訪ねてきてください。中に入っていろんなお手伝いをしてください。条件など一切ありません」と誘いかけました。

 参加者の女子大生。「学校で多国籍の勉強をしています。来館時に今日のことを知って」。「来週栄区で外国人との交流があるので、参考にしたく」(安来節を歌い踊る男性)。

  最後に早川さん、「ベトナムの家庭で、車座になってベトナム料理をごちそうになりましょう!  日本人が忘れかけた文化を思い出しますよ!)」  いいですね!(M/I)