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”Safety Kids いずみ” が活動紹介
子どもの事故予防講座とカレンダー型教材
消費者力アップ!フェスタかながわ 2015

  活動発表する太田さん
  活動発表する太田さん
 毎年5月の消費者月間には、消費者庁の定める統一テーマのもと、全国でキャンペーンが展開され、様々なイベントが行われる。 神奈川県では、「消費者力アップ!フェスタかながわ」が、5月15日(金)かながわ県民センターで開催された。今年で6回目となる。
 第1部は講演で、「消費者市民社会って…なんだ?」をテーマに、立教大学大学院教授の萩原なつ子さんが、第2部はNPO・消費者団体等、11団体による活動紹介が行われた。

 子どもの事故予防ボランティアグループ “Safety Kids いずみ”は、「子どもの事故予防講座の実施 および カレンダー型教材の制作」をテーマに太田由紀枝代表が2014年度の活動報告を行った。当グループでは、このイベントには、今年で4回目の参加となる。

 子どもの死因の第一は不慮の事故。米国では不慮の事故(injury、accident)を予防できる事故と呼びをpreventable injury と表現している。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)では、子どもの事故をThe #1 killer of children in the US と言っている。子どもの傷害予防は、@安全基準・法律づくり、A環境改善、B啓発・教育の3つの方法があるが、当団体は啓発・教育部分を担当している。啓発・教育により、安全基準・法律づくりに、また環境改善に繋がっていくことを願っているとともに、そういった動きも行っている。

会場風景  
 会場風景  

 「おうちの中でかくれんぼをしているよ」の「かみしばい」を使い、実際の講座について紹介していた。今年度の活動としては、モデル(幼稚)園における5〜6歳児対象に年6回の講座を行い、効果測定を行い、教育の方向性を探ってみたい、と語っていた。

 第1部の講演で萩原さんは、消費者問題についての歴史からケネディ大統領の時代に「消費者の守られるべき権利」として、@安全である権利、A知らされる権利、B選択でいる権利、C意見を聞いてもらう権利、これに加え、D消費者教育の権利が加えられ、これにより他の4つの権利行使が行うことができるようになるもの、としていた。 
 
 消費者を取り巻く問題は、単なる消費者被害にとどまらず、地球の温暖化やごみ問題など現代社会が生み出す諸問題により、地球全体の持続可能性をも脅かしている。

 消費者市民社会実現のために必要な消費者の態度・責任は、@批判的意識を持つ、A主張し行動する、B社会的弱者への配慮、C環境への配慮、D連帯すること、としていた。そして、これからの課題解決の在り方は、多様な組織・人がつながること、ゆるやかなネットワークで協働しての推進だ、と結んでいた。