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高齢者の擬似体験
飯田北いちょう小 6年生の福祉学習

高齢者疑似体験セッツ装着で階段の上り下り
高齢者疑似体験セッツ装着で階段の上り下り
 横浜市泉区の飯田北いちょう小学校6年生が12月6日(火)、「人権週間」活動の一環として、高齢者疑似体験を行った。

 日本では、世界人権宣言が採択された12月10日を最終日とする1週間(12月4日〜10日まで)を毎年「人権週間」としており、今年度は「みんなで築こう人権の世紀 考えよう相手の気持ち 未来へつなげよう違いを認め合う心〜」を合言葉に、いろいろな啓発活動が展開されている。

 同校では、今年度啓発活動強調事項の一つ「高齢者の人権を守ろう」を対象に高齢者に対する「思いやりの心」について考えてみようと、高齢者疑似体験学習を泉区社会福祉協議会と同社協の福祉教育サポーター、同区いちょう団地地区社会福祉協議会メンバーの指導のもと行った。
  本をめくり、文字の読み比べ 
   本をめくり、文字の読み比べ
  割りばしで碁石をつかめる? 
  割りばしで碁石をつかめる? 

 肘・膝に曲がり難くさせる特殊サポーター、手首・足首に錘を、指の感覚を鈍くさせるため利き手に手袋を、視野をぼやかせる特殊ゴーグルを、さらに前かがみにならざるを得ないように前ポケットに錘を入れたチョッキを着る。ステッキを持ち、バディ役の友達の誘導で、室内から廊下へ、そして階段の上り下りをして戻ってくる。室内では、貼り出されているいろいろな広告ポスターや本のページをめくりながら、文字の大きさ・色により、どう読みずらいか、囲碁の石を割りばしで掴めるか、名前を所定の大きさで書けるかなど、一連の動作を全員が交代で行った。
いろいろな広告を見る  
 いろいろな広告を見る  

 高齢になるにつれ、誰もが体力や体調が変わり、行動面で困難なこと不自由なことが多くなっていくが、高齢にならないと理解できない身体能力の低下を、生徒たちは、今回の体験で実感。「階段の上りはよかったが、下りは怖かった」、「お年寄りは動きが遅いことが分かった」、「腕も、足も動きづらく、また、こんなに見づらいのかとびっくりした」などと語ってくれた。

  同校の管轄地域は外国籍の住民が多く、50%以上の生徒は外国籍であるが、生徒たちは、講師たちの指導も十分に理解し、まじめに喜んで授業を受けていた。

 同行では明日、今年のパラリンピックで、メダリストとなった選手を招待、いろいろな話を生徒たちにしてもらうことになっている、そうだ。これも、今年度の「人権週間」の啓発活動強調事項の一つ「障害を理由とする偏見や差別をなくそう」に通じる活動だ。