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障がいへの理解と災害時に備えて 知ってほしいこと
発達障がい児・者サポートセミナー
泉区福祉保健センター こども家庭支援課主催
泉区障害福祉自立支援協議会共催

 
アントママのみなさん
 
  発達障がい児・者についての知識の普及啓発を図り、合わせて災害時の支援の在り方をテーマにしたセミナーが、11月14日(土)泉区役所で行われた。主催は泉区福祉保健センター こども家庭支援課。共催は泉区障害福祉自立支援協議会。

  講師は ant  mama アントママ  (瀬谷区知的障害理解啓発グループ)のみなさん。 「みんなちがってあたりまえ」 @知的障がい・発達障がいへの理解  A災害時に備えて 知ってほしいこと〜。 この2点を中心に進められた。

  講師の皆さんが、それぞれ体験されている事例をもとに発表されたので、内容が具体的で参考になった。特に「どのように接したら?」という出席者の大半の気持ちに、「大変だけどかわいそうではない。冷たい関心ではなく、あたたかい無関心を」と結んでくれたことに感謝したい。

  特に@理解しにくい言葉〜手を貸す・足が棒になる・肩を落とすなど〜を使わず、具体的な言葉で話しかけると行動に移せる。A一度にふたつのことを理解するのは難しい。 B「〜してほしいこと」をしっかり伝えること・・などが、苦労された体験談として響いた。

  また、自閉症の人たちの感覚 (独特な五感) の説明も初めて知ることが多かった。
(聴覚) 騒々しい音・場所では独特な聞こえ方をする。
(視覚 )ちらつきが気になる。
(触覚・痛覚)  散髪を嫌がる。痛みを感じにくい。
(味覚) 偏食傾向・ただし、ちょっとしたきっかけで変わることがある。
(嗅覚)  スーパーの鮮魚・肉売り場が苦手(マスクを使う)・・など
 実生活での発言も参考になった。さらに、不思議な行動 (動作) (例えば、ぴょんぴょん跳ねる、ぶつぶつ言うなどは、同じことを何度も繰り返し、常に同じ結果を得ることで不安を和らげている・・・ということを理解してほしい。

  しかし、これらの例は我々(健常者)にも見られることで、障がいのある人だけではなく、「みんな違って当たり前」である。「無理だね」「仕方がない」・・ではなく、本人に合わせて言葉をかけてほしい。少しずつだけれど成長していることも知ろう。

 今日の出席者には、災害ボランティアのメンバー、地域防災拠点運営委員も多数参加していたが、「障がいがあるから優遇しよう」では、逆に心苦しくなる。障がいの差・程度はあるが、必ず一人ひとり出来ることがあることを知ってほしいとの発言は、これからの対応に良い参考となった。(M/I)